従来の証明書を、APIを通してブロックチェーン技術で改ざん不可能なデジタル証明書に
現在運用されている各種書類・証明書の原本は、紙媒体での保存、または中央サーバで管理されていることがほとんどですが、紛失や改ざん、そして機密情報漏洩のリスクがあり、運用コスト高も問題視されています。
LasTrustでは、これらアナログな証明書をデジタル化し、改ざん防止やコスト削減、飛躍的な利便性の向上に繋がるブロックチェーン証明書発行システム「CloudCerts®」(読み:クラウドサーツ。特許出願済み)を教育機関、地方自治体、資格提供団体、金融機関等に提供しております。
そして今回、各企業・組織が利用するシステムとCloudCerts®を繋ぎ、従来の証明書を簡単にブロックチェーン証明書にリプレイスできるAPI機能、「CloudCerts Connect(クラウドサーツコネクト)」を開発しました。
ブロックチェーン証明書発行API「CloudCerts Connect」詳細
「CloudCerts Connect」は、ブロックチェーン技術の知見を必要とせず、どんな企業でも簡単にブロックチェーン証明書の導入・発行を可能にするAPIです。
HTTPリクエストに対応しているため、各企業・組織が利用中のシステムからシームレスにブロックチェーン証明書を発行できる上、業務プロセスの中で発行される
- 証明書
- 契約書
- 資格情報
- 各種ログ
- エビデンス
など、あらゆるデータの真正性※をブロックチェーン技術によって担保することで、サービスの信頼性向上に直結する仕組みとなっています。
※真正性:”正当な権限において作成された記録に対し、虚偽入力、書き換え、消去、及び混同が防止されており、かつ、第三者から見て作成の責任の所在が明確であること” (厚生労働省, 2008)
上図のように、既存の業務プロセスの中で「CloudCerts Connect」のAPIを呼び出すだけで、ブロックチェーン証明書を発行することができます。
発行した証明書は他の業務プロセスで確認することも可能ですし、エンドユーザーが確認・検証することもできます。
ブロックチェーン証明書導入のご案内
また、証明書は「Blockcerts」という世界基準のオープン規格に準拠しており、LasTrust社のシステムを通さずとも検証可能です。(LasTrustも検証用インターフェースを提供しています)
任意の情報を、改ざん不可能かつ半永久的に残る記録として管理できるブロックチェーン証明書は、従来の各種証明書をデジタル化し、かつその利用価値を向上させる画期的な技術です。
LasTrustでは、電磁記録を発行する企業、教育機関やeラーニング事業者、金融機関、資格提供団体を対象に、契約書、各種証明書、履修履歴、学位、資格等の真正性向上に取り組む企業・団体との協業を進めています。ご興味のある担当者様はぜひお気軽にお問い合わせください。